睡眠時間
実際に眠っていた時間で、昼寝も含みます。Apple Watchが推定します。寝床で起きていた時間は入りません。
Apple Watchは、呼吸も含めてモーションセンサーがとらえる小さな動きから睡眠を推定し、毎晩ヘルスケアに保存します。Pajdoはすべてのステージの睡眠時間を合計し、目が覚めた日の分として数えます。昼寝も合計に入ります。
アメリカ睡眠医学会と睡眠研究学会は、18から60歳の大人に、ふだんから一晩7時間以上眠るよう勧めています。米国睡眠財団は、18から64歳は7から9時間、65歳からは7から8時間としています。範囲の下のほうで大丈夫な人もいれば、上限まで必要な人もいます。
カフェインは大きく影響します。24の研究をまとめたレビューでは、総睡眠時間が平均で約45分短くなり、とる時間が遅いほど短くなりました。定期的な運動は睡眠時間を少しだけ増やします。
Pajdoは直近3晩をあなたのいつもの値と比べるので、夜ふかしして映画を1本見たくらいでは状態は変わりません。気にとめるのは、少なくとも30分の差があって、普段のばらつきから大きく外れているときだけです。
上がりやすいのはこんなとき
- 定期的な運動、少しだけ
- 短い夜が続いたあとの取り戻し
下がりやすいのはこんなとき
- 午後や夜のカフェイン
試す価値あり
寝る時間と起きる時間をそろえる
NHSによると、毎日同じくらいの時間に寝て起きると、寝つきやすくなります。アメリカ睡眠医学会は、週末も含めて毎日同じ時間に起きるよう勧めています。米国睡眠財団の専門家パネルは、規則正しい睡眠のタイミングが健康とパフォーマンスにとって大切だという点で一致しました。
Pajdoの「就寝時刻の一定さ」は、ヘルスケアの睡眠データを使って、この1週間で就寝時刻がどのくらいばらついたかを表します。
やってみましょう:1週間ずっと守れそうな起床時刻を決めてアラームをかけ、寝る時間は自然とそこに合わせていきましょう。
寝室を涼しく暗くする
NHS、アメリカ睡眠医学会、米国睡眠財団は、そろって同じ方向を示しています。静かで、暗く、心地よく涼しい寝室です。米国睡眠財団は、いちばんいい温度は人によって違うとしています。
小さな工夫が大きな違いになります。光には遮光カーテンやアイマスク、音には耳栓や穏やかな環境音を。
やってみましょう:今夜はカーテンをきっちり閉め、スマホは消音にして画面を下に向け、部屋をいつもより少しだけ涼しくしてみましょう。一度にひとつずつ調整して、しっくりくるところを探します。
夜はゆっくり締めくくる
NHSによると、落ち着いた寝る前の習慣は眠る準備に役立ちます。読書、呼吸法、落ち着く音楽などを勧めています。アメリカ睡眠医学会はリラックスできる習慣と、夜に明るい光を控えることを推奨しています。米国睡眠財団は、就寝時刻が近づいたら明かりを落とすよう勧めています。
やってみましょう:いつもの就寝時刻より前に、ゆったりモードに入る時刻を決めましょう。明かりを落とし、スマホは手の届かないところで先に寝かせて、毎晩同じ落ち着くことをします。それが眠りの合図になっていきます。
あわせて読みたい
出典
- Recommended amount of sleep for a healthy adult: a joint consensus statement, American Academy of Sleep Medicine and Sleep Research Society (J Clin Sleep Med, 2015)
- National Sleep Foundation's updated sleep duration recommendations: final report, National Sleep Foundation (Sleep Health, 2015)
- Track your sleep on Apple Watch and use Sleep on iPhone, Apple
- The effect of caffeine on subsequent sleep: a systematic review and meta-analysis, Sleep Medicine Reviews (Gardiner et al., 2023)
- The effects of physical activity on sleep: a meta-analytic review, Journal of Behavioral Medicine (Kredlow et al., 2015)
- How to fall asleep faster and sleep better, NHS Every Mind Matters
- Healthy Sleep Habits, American Academy of Sleep Medicine
- The importance of sleep regularity: a consensus statement of the National Sleep Foundation (Sletten et al. 2023), Sleep Health
- How to Make a Sleep-Friendly Bedroom, National Sleep Foundation
2026年9月18日に、これらの出典と照らし合わせて確認しました。
これは一般的なウェルネス情報で、医療上のアドバイスではありません。気になる数値があるときや、いつもの値から離れた状態がしばらく続くときは、医師に相談してください。